2024年1月26日に、ケナログ口腔用軟膏0.1%がOTC医薬品として発売されました。そのため、現在は薬局で購入することができます。
また、2018年6月までは、ケナログA口腔用軟膏5mgという名称で、市販薬として販売されていました。しかし、現在は販売終了となっています。
ケナログは、口内炎や舌炎の治療に用いられる軟膏です。有効成分はトリアムシノロンアセトニドです。トリアムシノロンアセトニドは、ステロイド系の抗炎症薬で、炎症を抑える効果があります。
ケナログの使用にあたっては、以下の点に注意しましょう。
使用前に必ず使用上の注意をよく読んでください。
目や粘膜に触れないように注意してください。
長期連用しないでください。
小児の手の届かないところに保管してください。
なお、ケナログは、副作用のリスクを伴う薬です。そのため、使用前に必ず医師や薬剤師に相談するようにしましょう。
ケナログの市販の代替品はありますか
ケナログの市販の代替品としては、以下のようなものが挙げられます。
オルテクサー口腔用軟膏0.1%
トラフル軟膏PPROクイック
トラフルダイレクトa
チョコラBB口内炎リペアショット
これらの薬は、ケナログと同様に、口内炎や舌炎の治療に用いられる軟膏です。ただし、有効成分や含有量、副作用の程度などは異なります。そのため、症状や体質に合わせて、適切な薬を選ぶことが重要です。
具体的な薬の選び方としては、以下の点に注意しましょう。
症状の程度
体質
使用部位
症状の程度が軽い場合は、作用の弱い薬を選ぶとよいでしょう。また、体質や使用部位によっては、使用できない薬もあります。そのため、使用前に必ず医師や薬剤師に相談するようにしましょう。
また、市販薬でも、副作用のリスクはゼロではありません。そのため、使用にあたっては、必ず使用上の注意をよく読んで、適切に使用するようにしましょう。
なお、ケナログの代替品は、医師の診察や指導のもとで使用する必要はありません。ただし、口内炎や舌炎の症状が重い場合は、医療用医薬品のケナログを服用する方がよい場合もあります。
以下に、それぞれの薬の特徴を簡単にまとめます。
オルテクサー口腔用軟膏0.1%
ケナログと同成分・同濃度の薬です。そのため、ケナログと同様の効果が期待できます。
トラフル軟膏PPROクイック
有効成分はアズレンスルホン酸ナトリウムです。トリアムシノロンアセトニドよりも作用が弱いため、副作用のリスクも低くなります。
トラフルダイレクトa
有効成分はトコフェロール酢酸エステルです。抗酸化作用があり、口内炎の炎症を抑える効果があります。
チョコラBB口内炎リペアショット
有効成分はビタミンB2、ビタミンB6、L-リジン塩酸塩です。これらの成分が、口内炎の治癒を促す効果があります。